保育園日記

保育士について
川口市の保育士採用は公務員と私立でなにが違うの?

川口市の保育士として転職・就職活動をする際、公務員か、私立保育園採用の2つの選択肢があります。

公務員保育士と私立保育士では、同じ保育園ですので基本的な業務内容に違いはありませんが、待遇面や働き方など細かい違いはあるのかを私立保育園側の視点から発信していきます。

川口市の公務員保育士と私立保育士の違いを解説

運営元

まず、公務員保育士の場合市区町村が運営する公立の保育園や託児所、相談所、学童保育施設などに勤務し、私立保育士の場合株式会社、NPO法人、社会福祉法人が運営する保育園などに勤務します。

公立の保育施設はほぼ全てが認可保育園であるのに対し、私立保育園は「認可・認可外」があるのが特徴となっています。私たち、たいよう保育園は認可・認可外保育園の両方があります。

採用面

次に採用の観点から。公務員保育士になるためには保育士資格に加えて公務員資格に合格する必要があります。公務員資格試験は毎年各自治体で年に一度しか行われず、合格倍率は非常に高い傾向にあります。

令和2年度の埼玉県、川口市では保育士の公務員採用試験は8〜9月にかけて行われ倍率は応募者96名中、合格者29名(倍率約3倍)となっており非常に狭き門となっています。

公務員保育士になるための公務員試験の実施時期は、各自治体によって異なります。一般的には6〜8月に実施する自治体が最も多い傾向で、自治体によって毎年募集があるとは限りません。川口市では保育士の公務員採用試験は8〜9月にかけて実施されています。

また、私立保育士では企業によって採用試験が実施されますので、1年中実施されていることになります。一般的には7月〜翌年2月に実施されています。

待遇面

給与面については、厚労省が発表した「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」によると、保育所で働く保育士の給与実態は以下になります。

公務員保育士は地方公務員という扱いなのでボーナスを確実にもらうことができ、定期的な昇給があるので勤続年数が長くなるほど給与が高くなります。福利厚生についても有給、産休・育休などは充実しています。
私立保育士はボーナスや昇給は園によって差があります。最近では、保育士不足による人材確保のためボーナスや昇給の仕組みを含めた待遇面、福利厚生面を改善する園が増えています。中には独自の福利厚生制度を取り入れた高待遇の園も存在するので雇用条件は必ずチェックしておきましょう。

働き方

公務員保育士の公立保育園での保育計画は、各自治体によって決められた基準に沿って行われています。そのため保育内容も独自の個性を出しづらいです。勤務時間は大体8時〜20時ごろまでが基本です。緊急を要する時以外は定時で終わることがほんとで、サービス残業もないでしょう。私立保育士は、園ごとに保育内容や働き方は大きく変わります。そのため、自分にあった保育内容や働き方を探すことができます。異動は、運営元の社会福祉法人やNPO法人、株式会社などが複数の保育園を運営している場合発生があります。必ず詳細な条件を面接時にチェックしておきましょう。

まとめ

川口市の公務員保育士、私立保育士それぞれの違いについて理解できましたでしょうか?公務員保育士か私立保育士どちらを選ぶかの参考してください。

また、私たちは川口市の保育士さんが安心して働けるよう、努力しております。
採用についても随時行っていますので採用サイトをご確認ください。

もし記事について質問等もありましたら、お気軽にお問い合わせからコメントをいただけたらと思います。


この保育園日記 記事は

川口市の認可保育園 たいよう保育園

のものとなります。お気軽にお問い合わせください。