保育園日記

保育士について
保育士を助けてくれる補助金って何?川口市の保育園が詳しく解説

昨今、深刻な保育士不足がどの行政でも起こっています。川口市の保育士に関しても例外ではありません。そのため、県や市が進める保育士への職場環境の改善や保育士への補助の取り組みが多くあります。こういった補助金は働く保育園を探す時に1つ参考になると思います。

今回はあまり知られていない川口市で保育士が使える補助金について紹介していきます。

川口市で保育士が使える補助金

今回紹介するのは川口市というよりは、埼玉県がメインの保育士が使える補助金になります。紹介するのは以下の5つの補助金についてです。

  • ・保育士修学資金貸付
  • ・保育士就職準備金貸付
  • ・潜在保育士就職準備金貸付
  • ・保育所復帰支援貸付
  • ・保育園独自の補助金

では、それぞれ具体的にみていきましょう。

保育士修学資金貸付

将来埼玉県の保育所等で働くことを目的としている、指定保育士養成施設に在学している人向けに出る補助金です。

対象
①埼玉県内(さいたま市除く)に住所を有していること、又は埼玉県内(さいたま市除く)に所在する指定保育士養成施設に在学していること。
②保育士の資格を取得した後、5年以上埼玉県内の保育所等の指定施設において保育士業務に従事する意思があること。
③成績優秀であり、かつ家庭の経済状況等から真に本資金が必要と認められること。
④他都道府県・指定都市が実施する保育士修学資金又は他制度の修学資金等を借受けていないこと。

貸付額及び貸付期間
<貸付額>
下記の金額が上限として貸し付けます。

・学費 月額 50,000円
・入学準備金
(1年生のみ)
200,000円 ※初回の貸付時
・就職準備金 200,000円 ※最終回の貸付時
・生活費加算 生活保護法による保護の基準のうち、
申請者の居住地、年齢区分の額に相当する額

<貸付期間>
在学中の2年間

詳しくはこちらも参考にしてみてください。
(記事:保育士修学資金貸付)

保育士就職準備金貸付

新たに保育所等へ就職する方(保育士として勤務していない保育士資格保有者)に貸付ける就職準備のための補助金です。
対象
①保育所等を離職した又は勤務経験がない方。
②埼玉県内の保育所等(さいたま市を除く)に新たに保育士として勤務する方。
③一週間あたり20時間以上の勤務である方。

貸付額
<貸付額>
最大40万円

詳しくはこちらも参考にしてみてください。
(記事:保育士就職準備金貸付)

潜在保育士就職準備金貸付

新たに保育所等に短時間勤務で就職するかた(保育士資格を有し保育士として勤務していない者)に貸付ける就職準備するための補助金です。2年間引き続き保育士として勤務した場合、借りた資金の返済は全額免除されます。

対象
①埼玉県内の保育所等(公立除く)に新たに勤務する保育士のかた。
②一週間あたり10時間以上20時間未満の勤務であること。
③保育士登録日から就職日までの間に保育士として勤務していない期間があること。
④保育所等の勤務経験がある場合は、保育所等を退職してから新たに勤務するまでに保育士として勤務していない期間があること

貸付額

<貸付額>
最大20万円

詳しくはこちらも参考にしてみてください。
(記事:潜在保育士就職準備金貸付)

保育所復帰支援貸付

未就学児を持つかた(保育士として勤務していない保育士資格保有者)が新たに保育所等に就職する又は育休等から復帰する場合、当該保育士が支払う保育料の一部を貸付ける補助金です。

対象
①埼玉県内の保育所等(さいたま市を除く)に新たに勤務する又は出産休暇・育児休業から復帰する保育士の方。
②未就学児を持ち、保育所等への入所が決定している方。
③一週間あたり20時間以上の勤務を行う方。

貸付額
<貸付額>
保育料の半額(上限 月額2万7千円) ※最大1年間

詳しくはこちらも参考にしてみてください。
(記事:保育所復帰支援貸付)

保育園独自の補助金

保育園が独自に行っている補助金です。中には、川口市の保育士向けに家賃補助、入社祝金などの補助金を用意している保育園が複数あります。

保育園独自でやっている補助金を見逃さないように


保育園独自の補助金ということで、私立の保育園では補助金や祝金というような形でお金を支給することがあります。

例えば、私たちたいよう保育園でも自社サイト経由だと入社祝金15万円を支給しています。これはエージェント等や広告サイト経由では支給しておらず、自社サイトからの応募のみでしか支給していません。(採用広告費がかからない代わりに、一部を保育士さんに還元することができています。)

こうした取り組みは、私立の個別の園でしかやっていないので、それぞれの園の自社サイトを細かくみて、こうした経路からお話を聞いてみるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はあまり知られていない川口市の保育士向けの補助金についてお話ししてきました。これらの補助金は基本的に条件さえ満たしていればどんな人でも利用できるので、ぜひ新しい保育園を探している場合利用してみてください。