やりがいを感じられないときの解決法は?
たくさんのやりがいがある保育士という仕事。しかし、中には保育以外の業務に追われたりして、「あれ?なんで保育の仕事しているんだっけ?」となることも。そこで、やりがいを見出せなくなった時のよくある原因とその対処法についてお話しします。
- ・仕事量が多すぎて気力・体力が限界
- ・保護者や職場内の人間関係
- ・やりたい保育ができない
仕事量が多すぎて気力・体力が限界
保育士の仕事は、保育だけに止まりません。書類を作ったり、行事の準備を行なったり、保護者対応をしたりと多岐に渡ります。
そうなると残業をしたり、家に持ち帰ったりと休む間もなく気力、体力が限界にきてしまいます。こうなる前に対処できるポイントをお話しします。
製作物、壁面のコストを最小限にする
製作物や壁面を毎回考えるのは時間も労力もかかる大変な作業です。なので今一度、作業コストを削減できる部分はないかを考えてみましょう。
例えば、“一度使った作品のパーツは分解して土台を再利用する”や“子どもたちの作品をメインにして、保育士は若干の装飾を加える程度にする”といった方法があります。
子どもたちの自立心に任せる「見守る保育」
子どもたちの着替え、トイレ、清掃、遊び、なんでも保育士が完璧にやってあげないといけないと思っていませんか?何から何まで保育士が全て面倒見る必要はなく、身の回りのことはある程度任せてみましょう。
怪我や喧嘩の起こらない範囲で、子どもたちの行動を見守ってあげることも立派な保育士の仕事です。
働き方を変える
常勤なら非常勤に切り替えて、自分なりに勤務時間を調整してみましょう。非常勤保育士なら、書類仕事が少なく事務作業よりも保育に集中できるといったメリットがあります。
また、どうしても改善できそうにない場合は転職も視野に入れると良いです。川口市のたいよう保育園では、待遇面も含めた働く環境を良くするための取り組みを行なっています。ぜひ、興味がある方は以下の記事も参考にしてみてください。
保護者や職場内の人間関係
保育士はクラスを運営するにあたり、小さな人間関係の中で仕事を進めていかなくてはなりません。そのため園長、同僚と頻繁にコミュニケーションを取る必要があります。
また、保護者の方とも関係を築いていく必要もあるので、中には保護者や職場内の人間関係が上手くいかないことも多くあります。これに対する対処法をお話しします。
積極的にコミュニケーションをとる
子どもとの接し方には慣れてきたけれど、大人との会話には口下手になりうまく表現ができないといった悩みを抱える保育士は少なくありません。人とのコミュニケーションに慣れるためにも、積極的に何度も会話をすることが重要です。
また、保護者の方に対しては直接コミュニケーションを取るのが難しいこともあるかもしれません。そういった場合最初は、連絡帳などに子供に起きた出来事などを共有することでコミュニケーションをとり信頼関係を築いていきましょう。
やりたい保育ができない
経験を積んでいくと、自分のやりたい保育像が出来上がってくるようになります。しかし、やりたい保育をしようとすると園長や先輩保育士から止められる、また止められるわけではなくても「それより、こっちのほうがいいわよ〜」などと言われ、自分のやりたいように出来ないことがあります。これに対する対処法をお話しします。
園長や先輩保育士に自分の意見を伝える
まずは園長や主任保育士、先輩保育士に相談してみましょう。やりたい保育があるとはいえ、園の方針が基本という事実は変わりません。
あなたの”この保育園をよくしたい”という熱意とともに説明することで納得してもらえるケースもあります。なので、ぜひ一度話し合いの場を設けてみましょう。
新しい環境で再スタートをきる
園長や先輩保育士と話しあってみてそれでも自分のやりたい保育ができないと感じたら思い切って転職してみましょう。やりたい保育が園の方針と異なる場合は、合わないものは合わないと割り切って身を引くことも立派な解決策です。
折り合いのつかないまま我慢して働き続けるくらいなら、自分の目標にあった園で再スタートを切りましょう。保育士の転職については以下の記事も参考にしてみてください。
川口市の保育士求人を探すときのコツを解説